「会議体」とは?
会議体とは、複数のメンバーが特定の目的のために集まって具体的な意思決定を行うもののこと・または複数の会議の集合体のことです。
株主総会や理事会、取締役会などが会議体の典型例として知られています。他にもいろいろな種類の会議体があり、規程で定められているのが一般的です。
会議では意思決定のやり方に自由度がありますが、会議体では規程に従って全員の合意による意思決定が求められるのが特徴です。
<会議体進行のポイント>
1.十分な事前準備
意思決定の項目をどの単位で切り分けるか、意思決定に導くための合意形成のプロセスをどうするか、綿密な設計をおこなうようにしましょう
2.メンバーの選定
基本的に毎回同じメンバーで開催するため、不可欠なメンバーが必ず参加できるよう、開催スケジュールを調整する工夫が求められます。
また、意思決定に関わりの薄い人は入れるべきではありません。
3.ルールの徹底
もし話し合いのなかでテーマとは別に決定すべき事項が出てきた場合は、その場では扱わず、そのための会議体を新たに設置するルールを徹底しましょう。
以上のような点に気をつけながら会議体を設計して運用をすることで、スピーディーで質の高い仕事ができるようになるはずです。