会議室のレイアウトや机・座席の配置!スクール形式などのパターン紹介

会議室のレイアウトや机・座席の配置!スクール形式などのパターン紹介

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貸し会議室はエリア、規模以外にも座席レイアウトで絞り込むことができます。

スクール、シアター、ロの字、コの字、島型、対面、正さん形式など、代表的なものとして7パターンがあります。

好みにもよりますが、目的や内容によって使い分けるのが普通です。

レンタル後に自分たちで配置を変えることも可能ですが、あらかじめどのような形式があるのか把握しておくと効率がよいでしょう。
目次

スクール形式

スクール形式

スクール形式は、塾や学校のように全ての机・椅子が演台の方向を向いているレイアウトをいいます。

勉強会や講演会、セミナーなど1人が複数人に対して授業を行う際にこの形式をとります。

他にも資格や検定試験、筆記テストなどにも使用されます。

授業を受ける方が自然な姿勢で板書きを写すことができ、教鞭をとる講師は受講生1人1人の顔を確認しながら会を進めることができるので、授業に関してはこのレイアウトが世界標準といえるようです。

ただし、参加者全員で意見交換をしたりディスカッションをしたりするようなシチュエーションには向きません。

シアター形式

シアター形式

シアター形式は、スクール形式と同じく座席が全て舞台の方向を向いているレイアウトをさします。

スクール形式との違いは、椅子だけを並べることで、机を使用しないため省スペースとなり、より多くの人数を動員することができます。

また、机が一体になった椅子の場合はシアター形式と呼びません。

入学式や入社式、壮行会、講習会、もしくは映画上映会、演奏会、発表会など筆記を伴わない場合はこの形式をとります。

まれにシアター形式でも筆記を求められることがありますが、この場合はバインダーなどの下敷きが配布されることが多いです。

口の字形式

口の字形式

口(ろ)の字形式は、長机を「口」の形に配置し、その外周に椅子を置いて座ります。

参加者全員が顔を見合わせつつ、適度な距離感で意見交換を行うことができるレイアウトです。

重役会議や国際会議をはじめ、テレビ番組の企画会議や映画のセリフ合わせなどでもこの形式をとることが多いです。

この形式を見ると無意識に緊張が走る、という方も多いのではないでしょうか。

デッドスペースが多くなるので、この形式にするにはある程度会場の広さが求められます。

室内の広さが足りない会議室の場合は、口の字の中央スペースを埋めて密集度の高い形にすることもあります。

コの字形式

コの字形式

コの字形式は机を「コ」の形に配置し、その外周に椅子を設置するレイアウトです。

プレゼン発表や業務報告を行いながら進める会議の場合この形式が使われます。

ロの字の一辺を抜いた形で、その位置にホワイトボードやプロジェクタースクリーンを置いて、それを確認しながら会議を進めるので、企画開発会議などではよくこの形式がとられます。

「ロ」の字にするほど人数がいない場合にも、コの字形式が用いられることもあります。

この形式もロの字同様、机を設置するスペースを多くとるので、ある程度の広さを確保する必要があります。

島型形式

島型形式

島型形式は、アイランド形式とも呼ばれます。

座席と机の組み合わせを会議室内に複数つくるレイアウトで、通常各席に3~6人ほど割り振られることが多く、グループごとに作品制作や議論を行うときによく使われます。

人数の多い組織では、まず数人同士で親睦を深めていく必要があります。そういったシチュエーションにおいてはこの形式が一番無難なレイアウトになります。

小学校や中学校のころにこの形式で給食を食べたり、グループディスカッションを行ったり、授業を受けた思い出があるのではないでしょうか。

対面形式

対面形式

対面形式は2つのチームが1列になり、机を挟んで向かい合う形になるレイアウトです。

長方形の2辺に並行し椅子を並べ、あとの2辺に人は座りません。

一般的なファミリーレストランや居酒屋のテーブル席はこの形といえるでしょう。

6~8人程度の小規模な会議であれば問題ありませんが、端同士になると自然な体勢で言葉を交わすことができません。

大人数になると両端に座る人間は顔を見えなくなるので、ディスカッション的に会議を進めるのは難しい傾向にあります。

全員が対等な立場で行う打ち合わせなどで用いられることはそう多くないでしょう。

仲介人や立会人を同席させて、代表者同士が正式な挨拶をしたり契約を交わしたりなど、改まった場にふさわしい形式といえます。

お見合いや結婚の挨拶といったシチュエーションでもしばしばこのレイアウトが見られます。

正餐形式

正餐形式

正餐(せいさん)形式は、座席で取り囲んだ円卓を室内に複数設置するレイアウトです。

この状態から座席を取り払ったものを立食形式といいます。

洋風のパーティではメジャーなレイアウトで、結婚披露宴やパーティではほとんどこの形式がとられます。

ほとんどの方が目にしたことのあるレイアウトですが、「正餐形式」という名称はあまり知られていません。

正餐形式の「正餐」は、「西洋料理における一日のうちの主な食事」という意味で、dinner(ディナー)と同義です。

正餐形式のテーブルにはコース料理、くわえてテーブルマナーがつきものです。招待された際には、しっかりと頭に入れておかねばなりません。

人数別の最適な広さとおすすめのレイアウト

会議室の一人当たりに必要な面積は、2~3㎡((0.6坪〜0.9坪)と言われています。

幅にすると60cm〜75cm、奥行きは45cm〜60cmです。

それをもとに人数によって必要な面積をだしたものがこちらです。

人数での会議室の広さを検討する際に参考にしてください。

会議室人数ごとの必要面積数

オンライン会議・ハイブリッド会議に最適なレイアウト

コロナ過を経て、自宅やコワーキングスペースでオンライン会議をした経験がある方も増えたのではないでしょうか。

出社率が上がりつつあるものの、商談の際や遠隔地にいるなど参加メンバーに応じてオンライン会議を有効に活用している企業も多いと思います。

会議室で参加者の一部の人が集まり、オンライン会議でつなげるハイブリッド会議におすすめのレイアウトは対面型に、オンラインの画面を投影したモニターをあわせることです。

会議室にいる全員が見やすい位置にモニターを設置し、一番遠い席の人でも投影内容が見える大きさのモニターを設置しましょう。

モニターがない場合や小さいものしか用意できない場合は、会議室にいる参加者一人ひとりもオンライン会議ツールにログインして手元のパソコンの画面から参加すると会議に一体感がでます。

ハイブリッド会議のレイアウト

いかがでしたか?目的や内容、参加人数に合わせてレイアウトを変えれば、さらに効率よく会議やイベントを進めることが出来るでしょう。

自社の会議室で賄えない場合は、貸し会議室やスペースを借りてみるのもおすすめです。良い会議ができれば、費用を超える効果もでるのではないでしょうか。

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