チームビルディングにおすすめのゲームを一挙紹介!目的や効果についても解説
企業でもよくおこなわれるチームビルディング研修ですが、その種類や内容は実にさまざまです。「チームビルディングはどうやればよい?」とお悩みなら、まずは気軽に始められるゲームやスポーツなどのアクティビティがおすすめです。
今回はゲームやスポーツにスポットを当てて、実際の事例をご紹介しながら、チームビルディングのノウハウについてもお伝えしていきます。
チームビルディングに取り入れたいゲーム7選!
人との対話が苦手という方におすすめなのが、ゲームを取り入れたチームビルディングです。堅苦しいことは抜きにして、まずは楽しむことに集中すればOK。ゲームに参加するうちに、苦手だった相手とも自然とコミュニケーションがとれるようになるでしょう。
- ピンポン玉リレー
- スプーンの上に乗せたピンポン玉を落とさないように、リレー形式でタイムを競い合うシンプルなゲーム。スプーンとピンポン玉があれば、どこでもおこなうことができます。コースの長さや形状などは自由ですが、途中で折り返し地点を設けたり、異なる大きさのスプーンをいくつか用意してみても面白いでしょう。
シンプルなゲームですが、リレーが進むうちに盛り上がりを見せるため、チームとしての団結力が芽生えます。
- チャンバラ合戦
- チャンバラ合戦は、当たっても痛くないスポンジ製の刀を使ったゲームです。メンバー全員の肩にボールをつけ、スポンジの刀で叩いて落としていきます。人数に応じて個人戦でもチーム戦でもOK。
戦略を練りながら、先輩後輩といった上下の壁を取っ払っておこなうチャンバラ合戦は、コミュニケーションの活性化に役立ちそうです。
- マシュマロチャレンジ
- 乾燥パスタでできるだけ高い塔をつくり、最上部にマシュマロを置くというゲーム。
- 【材料】
・乾燥パスタ(20本)
・マシュマロ(1個)
・マスキングテープ(90㎝)
・ひも(90㎝)
・はさみ
- ひもやマスキングテープなどは自由に切り貼りOKですが、パスタを床に固定するために使うのだけはNGです。一番高い塔の頂上にマシュマロを置いたチームの勝利。
制限時間内に何度もチャレンジするうち、それぞれの役割分担が決まったり新たな戦略が浮かんだりして、自然とチーム力の強化につながります。
- ドミノゲーム
- 誰でも一度は経験があるドミノゲームは、チームビルディングにも適しています。既定の数のドミノが配布され、最初に数分間の作成タイムを設けます。その後、手分けしてドミノを並べ、一斉にドミノを倒します。もっとも長い時間ドミノが倒れ続けたチームの勝利です。
ドミノゲームは並べて倒すというシンプルな遊びですが、思考力や柔軟性、根気や集中力や戦略が必要なため、楽しみながらチームの結束力を高めることができます。
- バースデイライン
- バースデイラインは、誕生日が早い順に並ぶというゲームです。ルールは言葉をひとことも発してはいけない、筆談も不可で、互いのジェスチャーだけで制限時間内に並び終えなければなりません。
言葉というツールの重要性を学ぶことができるほか、観察力、相手の気持ちを汲み取る能力など、おもにメンタル面に気づきを得ることができるゲームです。
- 人狼
- 人狼も、子どものころ経験したゲームのひとつではないでしょうか。人の姿となって村人に紛れ込んだ人狼は、夜中に本性を現し次々と村人を襲い始めます。村人たちは昼間に全員集合し、誰が人狼なのかを推理して退治するという内容です。参加メンバーは、あらかじめ人狼と村人に分けられますが、誰が人狼で村人なのか、自分以外の役については皆一切知らされません。
会話や表情などから相手の矛盾点を洗い出し、誰が嘘をついているのかを当てるゲーム。駆け引きや戦略を練る力、考察力などが求められます。
- 十人十色ゲーム
- 十人十色ゲームは、その名のとおり人はそれぞれだということを知るゲームです。あらかじめ、チーム内で回答者をひとり決めておきます。質問された事柄について、回答者は3択の中から自分の好きなものをひとつ、残りのメンバーは予想した答えをひとつ選び、一致すればポイントが加算されます。お題は、例えば食の好みや好きなタレントなど何でもOK。
相手の好みがわかったり、自分が持つイメージとは違うことなどがわかると、人に対する柔軟性や相手の立場になって考えるという力を養うことへつながります。
チームビルディングに取り入れたいスポーツ4選!
体を動かすスポーツも、チームビルディングではよく使われています。特におすすめなのは、複数メンバーでおこなうチームプレー。勝利という同じ目的に向かって協力し合うことで、団結力が一層深くなります。
- ドラゴンボート
- ドラマーと舵取りがそれぞれ1名ずつと、10~20名の漕ぎ手が参加するボート競技です。ドラマーが叩く太鼓のリズムに合わせてボートを漕ぎますが、力の入れ具合とタイミングを合わせる必要があり、チームワークが試される競技です。
日本ではまだ馴染みが薄いですが、老若男女問わず楽しめるため、近年アジアを含む全世界で急速に普及している注目のスポーツです。
- ブラインドサッカー
- 2020年東京パラリンピックの競技種目でもあるブラインドサッカーは、プレイヤー全員が目隠しをしておこなう5人制のサッカーです。鈴の音が鳴るボールを使用しますが、ボールが見えない状態でおこなうため、状況を把握したり的確に判断する力、決断力などが求められます。
- リレーマラソン
- 1チーム数名~20名くらいの参加で、42.196㎞をタスキリレーしながら完走を目指す競技です。走る距離や順番は自分たちで自由に決定できるため、色々と戦略を練りながらポジション決めをおこないます。判断力やリーダーシップ力、互いを思いやる心などが養われ、チーム力の強化に役立ちます。
- カーリング
- カーリングといえば、2018年の平昌オリンピックで女子カーリングが話題となりましたね。カーリングは別名「氷上のチェス」ともいわれ、頭脳的な戦略が必要なスポーツ。それぞれの役割をまっとうしながら、コミュニケーション力を活かしたプレーが求められます。
競技自体は「跳ぶ・走る」などの動きは基本的に必要なく、年齢問わず誰でも楽しむことができるため、チームビルディングの構築に必要な要素を含みながらも、楽しくおこなうことができるでしょう。
チームビルディングの目的
チームビルディングにおすすめのゲームやアクティビティをいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか?そもそも、企業はなぜチームビルディングを取り入れるのでしょうか。その目的や得られる効果について、順に見ていきましょう。
- チームとしての生産性を高める
- 仕事をする上で、個人の能力はもちろん重要です。しかし、優秀な人材が集まったからといって、必ずよい結果がでるわけではありません。チームにまとまりがないと、無駄が多く作業効率が悪くなってしまいます。
同じ目標を達成するためには、チームが一丸となる必要があります。相手への気づかいやコミュニケーション、協調性などを養うことで、チームとしての底上げができるでしょう。
- 能力を発揮しやすい環境づくり
- 個々の能力やスキルを最大限に発揮できてこそ、チーム力強化につながります。しかし、言いたいことがいえない、自分の仕事だけ完璧にこなせばよいという環境では、チーム内の風通しは悪いものとなります。チームビルディングを取り入れて、互いに信頼しあい、気軽にコミュニケーションがとれるような環境づくりを心がけましょう。
- チーム力の強化は企業の業績アップにつながる!
- コミュニケーションが円滑だと「報連相」もスムーズですし、信頼関係があれば、フィードバックもしやすいでしょう。ひとりでできることは限られますが、チームに団結力があると、より大きな成果を上げることができます。主体性を発揮しながらも、チーム一丸となって目標達成へと突き進むことは、企業にとって大きな利益へとつながるでしょう。
チームビルディングとは?目的やチームにもたらす効果について
チームビルディング研修の効果を高めるには?
チームビルディングを取り入れるなら、その効果を最大限発揮できるようにしたいもの。そのためには、いくつかある方法の中から、最適なものを選ぶことが大切です。
- ゲーム・アクティビティー・イベントなどから手法を選ぶ
- 研修にチームビルディングを取り入れる際、どのような「手法」を選ぶかということも重要な要素のひとつです。
- 今回ご紹介したゲームやスポーツなどのアクティビティは、互いをよく知らないときや、チーム一丸となって行動したいときなどにおすすめです。ほかには、自主的な行動を促したいならワークショップなどの共同作業、メンバーの素顔を知りたいときは、バーベキューや運動会など自由に楽しめるイベントをおこなうとよいでしょう。
チームビルディングの具体的な方法と効果を最大化するポイント
時間がないときは本を参考にしても
研修をしたいけど、仕事が忙しくて内容を練る時間がなかなかとれないという場合、チームビルディング関連の書籍を読むのもひとつの方法です。そもそもチームビルディングとはどういうものなのか、いったい何から始めればよいのかわからないと悩んでいる人は、まず本を読んでみてはいかがでしょうか。
チームビルディングを学ぶ人におすすめの図書10冊
まとめ
企業には優秀な人材が必要ですが、ひとりひとりに能力があっても、チーム力がなければ伸び悩んでしまいます。チームビルディングは、個々のリーダーシップを発揮しながらも互いに協力し合い、生産性のあるチームを作りあげる手法のひとつ。その中でもさまざまな方法があり、今回はゲームやスポーツを中心に取り上げました。
ゲームやスポーツだと、堅苦しい研修が苦手という方でも気軽に参加できます。既存のチームはもちろん、新しく構築されたチームメンバーのコミュニケーション活性化のため、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
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