こんな研修があるの!?面白い研修をまとめてみました

こんな研修があるの!?面白い研修をまとめてみました

企業では、年間をとおしてさまざまな研修がおこなわれます。ぱっと頭に浮かぶのは、新入社員研修や管理職研修といったたぐいで、おおむねどの研修も似たようなイメージが強いものです。
しかし中には、ちょっと驚くような研修を実施している企業があるのを存知でしょうか?

今回はさまざまな研修の中から、「これは面白い!」と思うユニークな研修をいくつかご紹介します。

目次
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実に個性的!さまざまな研修方法

研修内容を見てみると、その業種ならではのものや、一見仕事とは無関係に思えるものなどさまざまです。では一体どのような研修があるのか、ユニークな実例を見ていきましょう。

企業の研修先は「幼稚園」
栃木ダイハツ販売株式会社や株式会社青森ダイハツモータースでは、新入社員が数日間幼稚園に出向き、園児たちの世話をするという研修を実施しています。
一緒に遊んだりお昼ご飯を食べたりと、園児の1日をサポートすることで子どもとの関わり方を学び、その経験を実務に活かそうというものです。
自動車販売とは無関係な研修内容に思えますが、ショールームには家族連れも多く来店します。そのため、商談中に子どもがぐずらず楽しく過ごせるようにすることは、スムーズな契約や店舗のイメージアップ、来客数・リピーターの増加を図るうえでとても有用といえます。
携帯も財布もなしの「100kmヒッチハイク研修」
人材派遣業を展開する株式会社イカイでの新入社員研修は、50~100km離れた目的地まで、携帯も財布も持たずにヒッチハイクをすることです。
2人1組でチームを組み、携帯と財布を人事担当者に預けます。その後、50~100km離れた研修施設や会社までの到着を目指すのですが、この状況下で徒歩以外の移動手段となると、当然ヒッチハイクに限られてきます。
見知らぬ人の力を借りる経験をとおして、とっさの判断力やコミュニケーション力・交渉力などが鍛えられるため、実務での臨機応変な対応力が身につくようです。
真夜中の東京散策「kmウォーキング研修」
深夜におこなうウォーキング研修を実施しているのが、kmタクシーを運営する国際自動車株式会社です。
この研修では、東京タワーや皇居外苑、東京スカイツリーや明治座などの有名スポットを巡りながら、6つのチェックポイントを歩いて通過します。18時に出発し約35kmの道のりをおよそ12時間かけて歩くため、研修が終了するのは朝の6時ごろ。
途中で立ち寄る会社の営業所では、先輩社員たちが温かい食事や飲み物を準備して新入社員を激励します。また、つらくて投げ出しそうになっても、互いに助け合い励まし合いながら長い道のりを踏破するため、協調性やコミュニケーションの重要性について学ぶことができるとともに、同期や先輩との絆が強まるようです。
ものづくりから学ぶ「竹とんぼ研修」
「創造によって文化、産業に貢献する」という経営理念を掲げるTDK株式会社では、竹とんぼ作りを研修に取り入れています。
3人1組で取り組むこの研修は、グラム単位で材料原価を考え、期限内に「3秒以上の滞空時間をもつ竹とんぼ」を完成させるというものです。
ただ楽しく作ればよいというわけではなく、この作業には「コスト」「品質」「期限」という3つのミッションが盛り込まれています。ミッションをいかに達成するか試行錯誤をすることで、製品を提供するメーカーの一員として、限られた条件下で高品質なものを作る力を養うのです。
チームワークが深まる「しょうゆ作り研修」
印刷やDTP、ポスターや看板プリントなどを手掛ける大和美術印刷株式会社では、しょうゆ作りを研修に取り入れました。
トマト味や黒ゴマ味など、少し変わったフレーバーも入れて全部で6種類。味の細かい調整や、パッケージのデザインも自分たちですべておこないます。
この研修では、チーム内で意見をすり合わせるために試行錯誤することがポイント。問題にぶつかれば話し合い、またチャレンジすることを繰り返すうちに、創造力や企画力、コミュニケーション力などが身について団結力も強くなってきます。
度胸を身につける「漫才研修」
中古車やバイク用品の買取・販売を手掛ける株式会社アップガレージでは、とてもユニークな研修をおこなっています。
新入社員同士でコンビを組み、ボケやツッコミなどを盛り込んだオリジナルのネタを1日で考え、皆の前で漫才を披露するというものです。
顧客を相手に人見知りせず、不測の事態にも冷静に対応できる「度胸」と、「話の組み立て方」を習得するのがこの漫才研修の目的。
内気な性格の人には、少々つらい研修かもしれません。それでも、相方とともにネタを考え披露するうちに、臨機応変な対応力とコミュニケーション力が養われるようです。
演劇が題材の「ドラマジック研修」
アソブロック株式会社が企業や幼稚園の教員向けに提供している研修です。
ドラマジック研修というのは、演劇をとおしてコミュニケーションに必要な表現力やノウハウを習得するもの。
演劇では、声の出し方や大きさ、視線や表情・ボディーランゲージ、セリフの間合いなどを駆使して観客をストーリーに引き込みます。最近は人と関わることが苦手という方も増えてきたようですが、このような演劇のメソッドを学ぶことはコミュニケーション力の向上に役立つでしょう。

研修内容を決める際のポイント

研修といえば「時間の無駄」「強制参加だから仕方ない」などと感じる人もいるようですが、今回ご紹介したようなユニークな研修であれば参加してみたくなりますよね。

しかし面白い研修を提供しているのは、ただ社員を楽しませるためだけではありません。真の目的は「習得した知識や経験を実務で活かす」ことであり、目的達成の手段としてユニークな内容の研修にしているのです。
このことを踏まえて、新たな研修メニューを決める際は次のことに注意しましょう。

研修の目的を明確にしよう
研修は楽しさだけではなく、目的に合った内容でないと意味がありません。「チーム全体の士気を高めたい」「企業理念を浸透させたい」「営業力をアップして生産性を高めたい」など、どうなってほしくて研修に参加してもらうのか、まずは研修の目的を明らかにしておきましょう。
参加対象者と研修内容を決定する
目的を明確にしたうえで、次に研修の参加者と内容を決定します。今回ご紹介したのは面白い研修ということで、どちらかといえば新入社員研修に向いている内容です。
ちなみに一般的な研修内容には、主に次のような分類があります。
・役職ごとの階層別研修
・人事部や営業部などの部署別研修
・リーダーシップやロジカルシンキングなどのスキル別研修
上記以外にもさまざまなものがありますが、企画中の研修が実施する目的や対象者に最適な内容となっているか、きちんと確認するようにしましょう。

まとめ

ユニークな研修をいろいろとご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
「面白かった」「満足した」ということ自体が、研修の成果に直結するわけではありません。ではなぜ研修をユニークにするのか。それは、研修に対する参加者のモチベーションを高めるためです。
モチベーションを高めて楽しく学ぶことにより、知識や経験の定着度を向上させて実務に役立てていきましょう。

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