セミナー参加者の意欲が低い原因と対処法は?

セミナー参加者の意欲が低い原因と対処法は?

セミナーが成功に終わるかどうかは、参加者の意欲にかかっています。参加者が積極的に発言したり、身を入れて受講したりしてくれれば、自然と全体の雰囲気が良くなり、成功につながりやすくなります。反対に、参加者が退屈する、眠気を感じてしまうようなセミナーは、いい結果に終わらない場合が多いでしょう。
せっかくのセミナーがつまらないものになってしまわないよう、セミナーの進め方やプログラムを見直してみてください。

目次

セミナーが退屈な理由

セミナーが退屈だと感じてしまう理由はいくつかあります。そもそも、内容にあまり興味がないにもかかわらず、会社命令で参加しているという人もいるでしょう。また、話を聞く気はあるのに、寝不足や疲れなどから、どうしても内容が頭に入らないということもよくあります。
セミナーや勉強会は、多くの場合、講師がテキストに沿って講義を行う形で進行します。しかし、「一方的に人の話を聞く」という行為は、しばしば聞き手の眠気を誘ってしまうものです。参加者にとってよほど興味のある内容や、講師が聞き手を引きつける話術を持っていないと、高い意欲を保ったまま話を聞き続けるのは難しいといえるでしょう。

参加者に退屈させないための3つの方法

セミナー参加者が退屈しないようにするためには、内容の見直しや講師の話し方・身振りを工夫するなど、さまざまな方法があります。
ここでは、セミナー参加者の意欲を高める3つの方法をご紹介します。

・参加者に発言させる
ただ聞いているだけだと眠くなってしまうセミナーも、参加者が「聴衆」から「発言者」になって話をすることで、当事者意識が高まり、眠気を防ぐことができます。
ただし、挙手による発言を募ったり、ランダムに発言を求めたりするのでは、参加者全員が発言することができません。全員の前で話させる必要はないため、グループディスカッションや、隣の人とできる簡単な作業の時間をとれば、全員が何らかの発言ができる機会を作ることができます。
・気分を変えられるプログラムを取り入れる
ドラマやアニメーション映像を駆使して、ストーリー仕立てで研修を行うと、集中して話を聞いてもらいやすくなります。登場人物にある程度個性を持たせるなど、「次はどうなるのだろう」と思わせる工夫をするとより効果的です。
また、セミナー内容に関するミニゲームなどを取り入れるのも、モチベーションの維持や気分転換に効果的です。定番のアイスブレイクのような、直接内容に関係のないものでもいいのですが、せっかくならセミナーに関連した気付きや学びを感じられるゲームを企画するのがおすすめです。
・参加者自身に考えさせる
ただ聞いているだけのセミナーで、講義内容を完全に理解させることは困難です。参加者自身に考える時間を持たせることで、理解度の向上を目指しましょう。講師が簡単な問題を出して考えさせるような、参加者の頭を働かせるプログラムを組んでみてください。
また、セミナーの満足度や効果を高めるために、セミナーの最後に問いかけを行うのも効果的です。特に決まった答えのないものであっても、終了後に考えさせることでセミナー内容の理解を深めることができるからです。

セミナー参加者の意欲は、講義内容の理解度にも関わります。参加者の意欲が高まらないという場合は、「聞くだけ」ではなく「全員が参加できる」ようなプログラムを取り入れてみることをおすすめします。

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