「うまく進行できない」「結局何も決まらないで終わる」「いつも時間だけダラダラ過ぎていく」「何が目的なのかわからない」「いつも長くて眠くなる」
会議において、誰もが一度はこんな思いしたことはあるのではないだろうか。では、なぜ会議はいつもこうなってしまうのか。
「人が深くお互いを理解し合ったり、関係性を醸成したり、主体的な合意形成をしたりしていくためには、『3つの現実レベル』を共有する必要がある」
この7月に新著『グラフィックファシリテーションの教科書』を上梓したグラフィックファシリテーション協会 代表理事の山田夏子氏は言う。「3つの現実レベル」とは、「合意的現実レベル」と「ドリーミングのレベル」と「エッセンス」である。
山田氏に、会議で必要な「3つの現実レベル」、そしてファシリテーションのあり方についてお話を伺った。
『グラフィックファシリテーションの教科書』