グラフィックレコーディングという言葉を聞いたことはあるだろうか。文字とイラストを使って会議や講演、セミナーなどを記録する方法のことである。参加者がリアルタイムで記録を共有できるよう、ホワイトボードや模造紙などに描かれるのが一般的だ。会議などの内容を俯瞰的、直観的にとらえることができ、議論の活発化につながる手法として、最近ビジネスの場で注目を浴びている。
ネコっちさんは、グラフィックレコーディングを2年前に趣味で始め、わずか数カ月で仕事にしてしまった。オンライン講座「Schoo」で学んだグラフィックレコーディングをツイッターにアップしているうちに、仕事が舞い込むようになった。
そんなネコっちさんは、話し手に憑依した気持ちになって、話し手の感覚を共有しながら世界をつくっていくと言う。
グラフィックレコーディングを通して見える会議、会議や講演、セミナーのあり方について、ネコっちさんにお話を伺った。