コロナ禍でテレワークの推奨が進む中、多くの企業が時間と場所に捉われない柔軟な働き方の実現を模索している。
働き方改革が叫ばれる中、2017年から休暇期間中にテレワークでの業務を認めるワーケーションを導入した日本航空。最初はワーケーションに意義を見出せなかった人も少なくなかったという。しかし、体験者が増えていくに従ってポジティブな感想が多く聞かれるようになり、前向きに制度を活用しようとする声が高まっていった。
いちはやく改革を進めている日本航空では、働き方や社員の意識にどんな変化があったのか。いま日本航空はどんな段階を経て、ワーケーションの実現に至っているのか。なぜ、ワークスタイル改革は成功しているのか、その理由を人財戦略部 厚生企画・労務グループの東原祥匡氏に聞いた。