これまで、数多くの企業風土改革を支援してきた株式会社スコラ・コンサルトが、有限会社きたもっくと提携し、ビジネス研修・合宿施設“TAKIVIVA(タキビバ)”を始めた。TAKIVIVAは、「火を中心とした場づくり」をコンセプトに北軽井沢に設計された宿泊型ミーティング施設だ。
創業以来、1000以上の組織をオフサイトミーティングで変革してきたスコラ・コンサルトが、なぜいま“焚き火研修”を始めたのか?
焚き火を体験したことある方なら、想像できるかもしれない――火を囲んだとき、人は自分を見つめ、心が解き放たれ、本音で語らい合えることを。
スコラ・コンサルト代表の辰巳和正氏はそこに目をつけた。
同社が提唱するオフサイトミーティングは環境と切っても切り離せない相互関係がある。オフサイトミーティングが目指す環境とは、安心して本音で語り合える時間と空間があることだ。その格好の場が焚き火だった。そこはまさに、組織が健全に機能するコミュニケーションに変えていくため、ビジネス上の立場や肩書から離れて個人が素顔で向き合える環境だったのだ。
辰巳氏はいかにして焚き火に惹かれ、チームビルディング、組織改革の手段としてTAKIVIVAを生み出すに至ったのか? “焚き火コミュニケーション”の持つ力とその効用についてお話を伺った。