携帯電話やインターネットの普及に伴い、コミュニケーションの形が日進月歩で変化する時代。特にこの20年は、人類史上、かつてないほどコミュニケーション様式に変化が生じ、私たちの社会生活にも大きな影響を及ぼしている。
そんなコミュニケーション様式の移り変わりを、データで裏付けながら分析し続ける東京女子大学の橋元良明教授。その研究分野は、「コミュニケーション論」「メディア心理学」「社会情報学」「情報行動論」など多岐にわたる。
インターネットやSNSメディアが発達し、オンラインによるコミュニケーション革命の黎明期といえる昨今、橋元教授はあえて対面のコミュニケーション、オンとオフの切り替え、心理的安全性の重要性を強調する。
メディアコミュニケーションを専門とする橋元教授に、信頼を築くために必要なコミュニケーションのあり方についてお話を伺った。