「これからの暮らしを考える。より幸せで納得感のある生き方を」をコンセプトに謳ったWebメディア「灯台もと暮らし」。小松﨑拓郎氏は学生時代からこのメディアの編集者として携わり、大学卒業とともにこの「灯台もと暮らし」を運営する会社Waseiに新卒として就職。
ここまではよくある話だ。しかし、小松﨑氏は“通勤”ということをほとんどしたことがない。 会社がそもそもオフィスを持たず、コワーキングスペースを利用していたためだ。そのため茨城に在住しながら仕事の多くをテレワークでこなしていた。
ところが週数回の会議のための出勤すら辛いと感じるようになり、やがて上京することに。そして、初めて体験した大都市での慣れない暮らし。それが田舎育ちの小松﨑氏にとっては重荷だったという。
そして、彼が選んだのはドイツ・ベルリンへの移住だった。
テレワークを武器にいつでもどこでも仕事ができる環境に身をおいた小松﨑氏。ベルリンには東京にはない何があったのか? 「灯台もと暮らし」のコンセプト「これからの暮らしを考える。より幸せで納得感のある生き方を」を自ら実践する小松﨑氏にお話を伺った。