近年、IT企業を中心に働き方、働く場所の自由度は増しているが、今年に入って新型コロナウイルスの影響もあって、世界的にテレワークのニーズが急速に広がりつつある。
「いいオフィス」は、そんな時代の流れを先取りしたコワーキングスペースを運営するベンチャー企業だ。
コワーキングスペースは決して珍しい事業ではない。しかし、それをフランチャイズ化し、世界に10万店舗の規模で展開しようとしているのは、「いいオフィス」の代表・龍崎コウ氏だけに違いない。
まるでコンビニのように日本中のどんな駅の近くにもコワーキングスペースがある――龍崎コウ氏はそんな世界を目指し、少なくとも国内で2万店舗の「いいオフィス」を目標にしている。
コロナ禍によって、これまでの旧態依然としたオフィスや働き方の改革が急速に進み、テレワークを機にリモート会議、コワーキングスペース、シェアオフィスのニーズが高まっている。
環境の激変によって働き方はどう変わっていくのか。オフィスのあり方がアップデートされる中、コワーキングスペースの世界制覇に向けて準備を着々と進める龍崎氏にお話を伺った。