ファシリテーターとは、物事がうまく進むよう促す人のこと。会議などで参加者全員が迷走することなくゴールへと到達できるよう、伴走をしていくのがファシリテーターの役割だ。
“走るファシリテーター”を自負する原由紀子氏は、大阪を拠点に全国を駆け回り、企業の組織開発のサポートに尽力する。
原氏は「課題設定が間違っていては、解決しても意味がない」と言う。しかし、日本の会議には課題設定を誤った会議が横行していると警鐘を鳴らす。人や組織をより良くして、より良い未来をつくるためにファシリテーションは、果たしてどんな役割を果たすのか。原氏にファシリテーションの果たすべき使命と未来について語ってもらった。