光のない世界で生きる視覚障害者に導かれて、“暗闇体験”をするダイアログ・イン・ザ・ダーク。一歩先さえ見えない不安を抱えながら、人と出会い、対話し、協力し合い、何かが生まれる。
ここでは女性も男性も、新人も社長も、障害者も健常者もいない。暗闇の中では誰もが対等だ。老若男女、障害の有無、国などさまざまな壁を超えることで、人はコミュニケーションをする生き物であることを改めて思い知る。
ダイバーシティ(多様性)やサステイナブル(持続可能)な社会が叫ばれる今日、“暗闇体験”は私たちに何を教えてくれるのか? ダイアログ・イン・ザ・ダークを主催する志村季世恵氏に話を伺った。