管理職も肩書きも会議もない。新人もベテランもみな同じプレイヤー。組織の既成概念を次々と壊してきた株式会社ソニックガーデン。果たしてこれで会社組織が成り立つのだろうか。
また同社は、システム開発の常識だった一括請負型の受託開発に対し、“納品のない受託開発”という新たなビジネスモデルを提示。月額定額の顧問契約でシステム開発をしている。
ソニックガーデンを率いる倉貫義人氏は、どのようにして業界の常識を覆す発想を手にすることができたのか。その原点は、従来の人海戦術と型通りの手順で開発していくプロセスに矛盾を抱いたことから始まったという。
「心はプログラマー、仕事は経営者がモットー」と語る倉貫氏に、時間や会議の効率化、マネジメント、生産性の向上など、働き方改革のあり方についてお話を伺った。