タムラカイ氏は富士通という大企業に勤めながら、「ラクガキコーチ」として個人的に会議や社員研修のワークショップを開催するなど、二足のわらじで活動してきた。
そして、その活動が社内外で話題になると、2017年に富士通グループの社員を中心に、「グラフィックカタリスト・ビオトープ」を結成。
タムラカイ氏は、グラフィックカタリストとして、企業の研修や重要な会議の場でサービスの提供を始める。また、感情表現記法の「エモグラフィ®️」「オトグラフィカード」などオリジナルのメソッドやツールも開発。いまやNHKやユニリーバなど大手企業のシンポジウムなど、「世界の創造性のレベルを上げる」をミッションに活動の幅を広げている。
なぜいま、企業はグラフィックカタリストに注目するのか。会議で絵を使うことは働き方にどんな影響を与えるのか。絵を描くことで見えてくる会議の本質・あり方とは何か、タムラカイ氏にお話を伺った。