ダイバーシティ(多様性)、アジャイル(俊敏性)、コ・クリエーション(共創)、オープンイノベーションの必要性が叫ばれる現代のビジネス社会。
そんな時代、企業とフリーランスを結ぶディスカッションコミュニティが誕生した。その名も「議論メシ」。2017年11月にスタートし、現在はフリーランスだけでなく、会社員、経営者まで職種を問わず約180人の会員が登録する。会員から月額4000円を集め、クライアントである企業には無償で議論の場を提供する有料会員制コミュニティだ。
「議論メシ」のメンバーは、企業やNPO等のオフィスに赴き、ディスカッションを行う。クライアントは東急電鉄、日経新聞、NTTドコモのような大手企業から、クラウドワークスやチャットワークのようなベンチャー企業までさまさまだ。
そんな「議論メシ」を主宰するのは黒田悠介氏。「ディスカッションパートナー」として、新規事業を抱える企業の“壁打ち”の相手を務める。黒田氏はなぜ、あえて無償でディスカッションを提供するのか。その経緯と狙い、そして未来のビジョンについて語ってもらった。