会議のあり方に独特の理念を持ち、成長を続ける企業を紹介する「POP IN MEETING(会議を覗き見る)」。今回訪問したのは、河川の有効活用を目指す会議やイベントをプロデュースするミズベリング。
水害から市民生活を守るという観点から、国や都道府県ごとに整備され、きびしく管理されていた河川。しかし昨今、水辺の美しい街づくりを目指して規制緩和が進んでいます。日本の水辺の新しい活用の可能性を創造していくプロジェクトとして、国交省とクリエイターらの協力のもと、「ミズベリングプロジェクト」は立ちあがりました。
そんなミズベリングプロジェクトが、水辺の未来を作るために一般の参加者を交えて行っているイベントが、「未来創造型アイディア会議」です。本会議は、地域の水辺で何かを始めたいが、「始め方がわからない」「やっているけど進まない」という団体に、運営企画(セッションプラン)と進行手法(ファシリテーション)のノウハウを、「出張ミズベリング会議」と銘打って提供しているそうです。
気になるその会議手法や、そもそもどのような成り立ちなのか、そして、クリエイティブな会議の行い方について、ミズベリングプロジェクトのプロデューサーである山名清隆氏、チーフディレクターの真田武幸氏の両名に伺いました。