コロナ禍によって人との接触・働き方・コミュニケーションのあり方が見直され、非対面コミュニケーションやテレワークへのシフトが急務になっている。一方で創造性や多様性を培う働き方改革、大都市への一極集中化から地方創生への機運も高まっている。そのカギを握るのがワーケーションだ。
ワーケーションは旅先でも新しい発想・有給取得率を向上・社員のモチベーションを維持する目的で、導入をする企業や人が増えている。場所や時間にとらわれず、地方で働くといった考えも活発になってきた。
趣味の釣りや環境問題、SDGsへの関わりがきっかけでワーケーションとその普及活動に取り組むようになったというワーケーション協会で理事を務める倉富喜久子氏。ワーケーション協会では、地方の創世×雇用創出×環境問題を解決するために、ワーケーションに関する情報を発信・連携を行い、成功モデルを全国に波及させていきたいと考えているという。
ワーケーションを通じて自然のさまざまな表情を肌で感じながら仕事をし、夢中で熱くなれる仲間と一緒にSDGsや環境問題などの活動にも取り組んでいきたいという倉富氏に、ワーケーションの果たす役割と魅力について語っていただいた。