釣りメディアの仕事がきっかけで海釣りが趣味になったという倉富喜久子氏。ご主人がサーフィン関係のデザインも手掛けていて環境意識が高めのサーファーの方々とご縁があったこと、環境リサイクル取り組む企業や専門家の方々と長年親交があることなどから、再生エネルギーの普及や海洋ゴミをはじめ環境活動にも取り組むように。気づいたら昨年9月、一般社団法人ワーケーション協会の理事を務めることになった。
なぜ海釣りから環境問題、そしてワーケーションなのか? ワーケーションとは、もともと有休消化促進のため・休みの旅先で仕事を行うことから始まった。ワーケーション協会では、ワーケーションの考えを受け継ぎ、「遊びながら仕事を」「旅をしながら仕事を」を掛け声に仕事の生産性を上げる働き方の実現を目指す。
コロナ禍の蔓延により働き方が見直され、非対面・テレワークなどのデジタル改革が進むいま、ワーケーションという考え方は働き方改革の重要なカギを握るに違いない。
協会を通じて、ワーケーションの価値や魅力を伝え広めるとともに、ライフワークである自然との共生、SDGsや環境問題などの活動にも積極的に取り組む倉富氏に、ワーケーションを通じて見えてくる働き方改革についてお話を伺った。