米国のギャラップ社の調査によると、日本人のワークエンゲージメント(仕事への熱意度)が高い人は6%しかおらず、これは世界139カ国中132位という。なぜ、今日の日本人はこれほど仕事への熱意を失ってしまったのか。
研修ファシリテーターの長田氏は、その原因はコミュニケーションがうまくいっていないことにあると言う。
コロナ禍の今日、人と人が直接会って話し合う機会は激減し、テレワークによってますますコミュニケーションがとりづらくなったという声も多い。しかし、長田氏は会議のフォームづくりと場づくりがちゃんとできれば、オンラインかリアルかという二律背反的な議論に意味はないと言う。
では、テレワークが推奨される時代、私たちはどうすればコミュニケーションを上手に図り、仕事への熱意度を上げていくことができるのか。
自ら率先して自宅のIT環境を整備し、“コミュニケーションの達人”として活躍する長田氏に、テレワーク時代のコミュニケーション術、そしてワークエンゲージメントの高め方についてお話を伺った。