ダイアログ・イン・ザ・ダークをご存じだろうか。暗闇でチームを組んでさまざまなワークをクリアしていく。ビジネス研修やエンターテインメントとして、老若男女を問わず多くの人たちを魅了している。
これまでビジネス研修としては、コミュニケーション向上、チームビルディング、リーダーシップ養成、ダイバーシティ推進などを目的に、600社を超える企業がこの“暗闇体験”を導入してきたという。
なぜ“暗闇体験”が、いまビジネス研修として注目されているのか。
性別、年齢、容姿、障害、肩書きなど、ここではすべてが意味をなさない。視覚障害者のアテンドに導かれ、参加者は声を掛け合いながら、見ること以外の感覚を駆使し、さまざまな気づきを得ていく。
ダイアログ・イン・ザ・ダークを主催する志村季世恵氏に、暗闇だからこそ見えてくるコミュニケーションの本質について話を伺った。