ビジネスシーンにおいて、プレゼンテーションの重要性がますます増している。社会は日々グローバル化、多様化、スピード化、複雑化している。そんな正解のない時代だからこそ、人を納得させるスキルが求められる。しかし、相手を理屈で説得しようとしても、論理的な説明だけでは誰も心を動かされないし、行動も起こさない。
大勢のオーディエンスを前に話をするのはもちろんプレゼンだが、営業や会議で自分の意見を伝えるのもプレゼンである。デートにどこに行きたいかを恋人に提案するのもプレゼンである。
塾教師を経て、現在営業コンサルタントとして活躍する松永俊彦氏は、「プレゼンは必ずしも高度な話術が求められることはない。誰でも人を動かすことはできる」と言う。
現在の会議には何が足りないのか、「人を動かす」には何が必要なのか。新進気鋭のプレゼンコーチとして活躍する松永氏に語ってもらった。