マインドマップーーそれは、頭の中を“見える化”して“整理”し、新たなアイデアを得ることができる思考ツールだ。イギリス人の著述家、トニー・ブザンが考案し、世界中で使われるようになった。日本でも近年、ビジネス界をはじめ、教育、医療業界でも注目を集めている。
生産性の向上が叫ばれ、さまざまなことが複雑化・スピード化し、“正解のない時代”と言われる現代社会。もはや、単純な経験値や知識だけでは厳しいビジネス社会で生き残れない。そんな時代背景の中、記憶力、創造力、集中力、思考力をサポートするマインドマップに期待が集まっている。
塚原美樹氏は、日本でいち早くトニー・ブザンのトレーニングコースに参加し、公認マインドマップ・インストラクターとなったマインドマップの先駆者でもある。
会議、ひいてはビジネスにおいて、マインドマップはどのように活用され、生産性の向上につなげるのか。塚原氏にマインドマップの有効性と、その使い方について話を伺った。