オンラインワークショップの3つの成功術!オンラインホワイトボードでコミュニケーションを活性化。

オンラインワークショップの3つの成功術!オンラインホワイトボードでコミュニケーションを活性化。
昨今テレワークが浸透し、課題解決や組織づくりのためにワークショップをオンラインで開催する企業が増えてきています。しかし、参加者一人一人の習熟度に差が生まれてしまう、参加者間で学びを深められない、などの課題感を抱えている方が多いのではないでしょうか?

本記事では、オンラインホワイトボード「Strap」を開発・運営しているデザイン会社、株式会社グッドパッチ(以下、グッドパッチ)がオススメする、オンラインホワイトボードを用いた効果的なオンラインワークショップの進め方をご紹介します。
目次

オンラインワークショップとは

参加者が能動的に意見を交換し、体験学習していくワークショップは、企業研修の場において広く取り入れられています。その一方で、グループワークを実施することが多いため、オンラインで実施する場合には気を付けるべきポイントがあります。
ここでは、まずオンラインで開催する場合のメリット・デメリットから考えてみましょう。

オンラインワークショップのメリット・デメリット

どこからでも参加でき、大人数で実施できるオンラインワークショップですが、対面でのワークショップに比べて周りの反応が分かりづらい、適切なフィードバックが難しいという課題があります。グッドパッチでは、オンラインホワイトボードを用いることで、参加者同士のコミュニケーションを促進し、オンラインでもスムーズに社内外でワークショップを運営しています。

オンラインホワイトボードは、従来のホワイトボードをデジタルツールにしたものです。従来のホワイトボードと同じように、文字を書くこと、付箋を貼ることはもちろん、画像やURLを貼ることもできます。こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ読んでいただければと思います。

▼会議HACK!第一回寄稿記事▼
参加者の関係を良くすることで会議の質を上げる、オンラインホワイトボード
https://www.kaigishitu.com/meeting-hacks/detail/column/serial-column/4025/

デメリットを変える3つのポイント

オンラインホワイトボードをどのように活用すると、オンラインワークショップのデメリットを解決できるのでしょうか?オンラインホワイトボードを使ったオンラインワークショップの運営方法を3つのポイントに分けてご紹介します。

ポイント① 参加者の目線を合わせる
オンラインホワイトボード

コミュニケーションを生むには、参加者全員が同じモノを見る場を作ることが重要です。
グループワークでは議論の脱線や、空中分解が起こりがちです。それを避けるため、事前に参加者に向けて議論する内容やその目的、大まかな進行の予定を共有し目線を合わせましょう。

オンラインホワイトボードを使うと、1つのボードで全体の流れを共有できるのでスムーズにワークショップを進行することができます。リアルタイムで同じボードを見ながら議論することで相手の反応や温度感が分かりにくいという課題を解決することができます。
ポイント② 学びを共有する
オンラインホワイトボード

オンラインホワイトボードは、ボードの広さに制限がないという特徴があります。そのため、1つのホワイトボードの中に、参加者へインプットする情報から参加者同士で行うワークまで様々な情報を書き込み、参加者同士で共有することができます。

ワークショップの中で出たアイディアや議論内容をホワイトボードに書き込んでもらうことで、参加者の間で学びや気づきを共有する場を作りましょう。オンラインワークショップではフィードバックが難しくなりがちですが、参加者全員で1つのボードに書き込むことによって、グループを越えた学びが生まれ、参加者同士のフィードバックに繋がります。
ポイント③ 軌跡を残しアップデートする
オンラインホワイトボード

オンラインホワイトボードは、ワークショップで使ったボードをそのまま残し続けることができます。ワークショップ実施後に「どこで意見が出づらかったのか?」「どこで盛り上がったのか?」などをボードを見ながら振り返りを行いましょう。そこで得た学びを元にボードをアップデートすることで、スムーズに次回のワークショップで活用することができます。

オンラインワークショップ運営の流れ

実際にオンラインホワイトボードで行なったオンラインワークショップを例に運営の流れをご紹介します。

グッドパッチ社内で行なった「15人の管理職メンバーに半日間で事業戦略を考えるワークショップ」では、議論の道筋を示したホワイトボードを用意して、参加者にボード上の付箋に意見を出してもらう方法で開催しました。

▼参考記事▼
管理職15名で、事業計画をオンライン立案 ー300人を管掌する中で見つけたテレワーク下の組織マネジメント術

オンラインワークショップでは、ワークを右から左に流れるように作りながら、過程ごとに下へ発展させます。参加者の目線を合わせるため、始めにワークの流れを共有し、付箋や図形を使いながらリアルタイムで同じモノを見ながら議論を進めています。

ビジュアルコラボレーションの薦め

オンラインでは相手の反応が分かりづらく、コミュニケーション不足に陥ってしまいがちです。そのため、他の参加者が付箋に出したアイディアや意見には、積極的にアイコンを置いて反応しています。目に見える反応はメンバー同士のコミュニケーションのきっかけを作り、参加者同士で学びを深める機会になるのでおすすめです。

オンラインホワイトボード

またStrapでは、他のメンバーのカーソルが名前と一緒に表示されるため、他のメンバーがどこを見ているのか、何をしているのかが可視化されます。ビデオ通話アプリを並行して使用することで、スムーズに議論を進めることができます。

オンライン上では参加者間でのコミュニケーションが難しくなりがちですが、オンラインホワイトボードを活用することで、グループを超えたコラボレーションも可能です。ぜひ、有意義なオンラインワークショップを開催していただければと思います。

Strap Magazine編集部
Strap(ストラップ)は、デザイン会社である株式会社グッドパッチが開発した、日本製のオンラインホワイトボードです。「すべてのチームに結びつく場所を」をミッションに、チーム作業やコミュニケーションを効率化し、リモート環境・オンライン会議におけるコラボレーションの可能性を広げるアプリケーションとしてリリースされました。Strap Magazine(ストラップマガジン)では、様々なビジネスシーンでのオンラインホワイトボードの活用法や、実際の企業の導入事例をご紹介しています。会議や研修、ワークショップなどでの利用方法やノウハウをぜひご覧ください。 2週間の無料トライアル期間中は、すべての機能をお試しいただけます。お気軽にお問い合わせください。

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